幽劇を観てきたよ その3 二回目以降編
相変わらず主観しかない感想
●キャストについて
初日、二日目、四日目と観劇しましたが、三浦くん以外は声聞きやすくなってた気がする。
四日目は、花火大会に関するアドリブを入れてる人が多かったけど、たまに対応しきれてないアドリブがあったから、無茶ぶりだけじゃなくて最低限の打合せもして欲しいな。推しじゃなくても、滑ってるの見ると心が苦しい。
●演出について
「式札が燃えている間だけ実体化できる」っていう説明にあわせて舞台の奥で火が燃えるんですけど、その火結構すぐ消えちゃうんですよね。
火が燃え尽きてもまだ実体化してるんだと思うんだけど、火は消えてるの。設定どこいった。防災面で難しかったのかもしれないけど、実体化中だけ照明の色を変えるとか背景にライティング入れるとか、何かしら出来たと思う。特にメッツとダイの実体化シーンは明らかに10秒越えてたから、お話の中では10秒くらいの出来事だったんやでって客に提示するためにも区別が出来る描写にすべきだったでしょう。とわたしはおもう。
●キャラクターについて
冒頭あたりで、ダイがショウに向かって
「何が王燐コンツェルンだ!きたねえ手使いやがって!それがお前の目的か!だとしたら俺は、何としてでも必ずお前を殺す!」
みたいな台詞言うんですけど。最後まで弟を信じたくてウダウダしてたダイがそんなこと言うかな?初見のときは何も思わなかったけど、一回見てダイってこういう人間かなって思い描いたキャラクター像とこの台詞が合致しなくてすごい違和感。
終盤ショウのことを「本当はあんな奴じゃねえんだ!」とか言ってたよね。庇ったり殺したり、サイコパスかよ。
サイコパスといえば、霊界の門を開いた後ショウが「俺に頭上がんねえな、生き返らせてやったんだからよ!」ってダイに言うんだけど、そのまま切りかかるからね。生き返らせたのに殺すって何でだよ。
そもそも桃仙は何で4人を上手いこと騙して部下にしなかったんだろう。強い幽霊なら部下にしちゃえばよかったのにね。4人のことは桃仙が殺したも同然だけど、本人たちはショウに殺されたって思ってるわけだし。
わたしだったら式札集める係として部下に任命したくなっちゃうな~。
全体的にみんな情緒不安定か?まあ幽霊ってふらふらしてるもんな。
●構成について
回想シーンまとめてやったところと、初代王燐会会長の葬式シーン以外のちょっとした回想について、間の取り方がへたくそなのか、わたしの時間感覚がおかしいのか、はたまた構成がへたくそなのか、わかりづらいと感じるところがあった。
カミジョウのおやっさんをショウが刺すシーンなんだけど、あれ一瞬だけ差し込まれた回想シーンだよね?前後の繋がり的にたぶんそうだと思うんだけど、差し込み方が雑すぎて。
他にも構成で気に入らなかったところはあったと思うんですが、思い出せないのでまた見てきて思い出したら、運営に対して思ったことと併せその4として書こうと思います。
どうしてもストーリーとかキャラクター解釈に重きを置いてぶうぶう文句を言ってしまいますが、推しのビジュアルは本当に好きです。
記憶力があまりないので、作品として「ここがよかった!」というところがあまり思い出せないんですけど、終わった後推しのビジュアルに全力の拍手を送ってはいる。
客降りは別に沸かないんですけど、まあ皆様楽しそうだし良いんじゃないでしょうか。